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「DXハイスクール」カテゴリーアーカイブ
【DXハイスクール】生徒向け 生成AI活用入門・実践講座
令和6年12月25日(水),DXハイスクール事業の取り組みの一環として「生徒向け生成AI活用入門・実践講座」を1日講座で実施しました。
今回は西陵生だけではなく,他の市立高校の生徒にも参加していただきました。
本講座では,ソフトバンク株式会社が提供している「AIチャレンジ」の教材を用いて,講師からAIの基礎や活用方法についてご指導いただきました。
「AI」という言葉は知っていても,その本質や具体的な活用場面について実際には理解が不十分な部分も多く,本講座では基礎から丁寧にご指導いただきました。実践的な活用方法を学ぶことで,今後の学習に活かせる知識を得ることができました。
本校教員も参加し,生徒とともに1日を通して学びを深めました。
1月には同様の入門講座を1年生全クラスで実施する予定です。また情報Ⅱの授業では,さらに応用的な内容まで学習を進める予定です。
ソフトバンク株式会社 AIチャレンジは[こちら]をご覧ください。
ナゴヤ・コンパス・プロジェクトおよびDXハイスクール 公開授業
令和6年12月20日(金),ナゴヤ・コンパス・プロジェクトおよびDXハイスクールの公開授業を実施しました。教育委員会や各校種の先生方にご参加いただき,概要説明の後,4教科の公開授業を行いました。
保健体育科「保健」
「休養・睡眠と健康」をテーマに,現代の健康問題や新しい時代における健康の考え方について理解を深めました。生徒たちはグループワークを通じて休養について考察し,タブレットを活用しながら意見を発表・共有しました。
商業科「マーケティング」
これまでの学習内容を活かし,西陵高校のCM作成に取り組みました。各グループが市場調査に基づいて西陵高校の強みを検討し,タブレットや付箋を活用した対話的な活動を通じて発表を行いました。
福祉科「こころとからだの理解」
「認知症の治療・予防」をテーマに,音楽療法を起点とした特色ある授業を展開しました。生徒それぞれがプレゼンテーションを行い,言葉の持つ力や効果的なコミュニケーションについて主体的に学ぶことができました。
情報科「情報Ⅱ」【DXハイスクール】
AIの学習の基本となる「機械学習」の単元を実施しました。人間の学習と機械の学習の比較を通じて,「教師あり学習」「教師なし学習」「強化学習」について学習しました。TeamsのWhite Board機能を活用し,意見の共有と確認を行いました。この授業については,DXハイスクール事業の一環としても行われました。
公開授業後,校長より本校のコンパスプロジェクトとDXハイスクールにおけるこれまでの取り組みと成果について報告しました。続いて,鳴門教育大学大学院学校教育研究科の藤村先生より,取り組み全体に対する講評とご指導をいただきました。
今後も生徒がより主体的に学ぶことができる,生徒主役の学びを研究していきます。
【DXハイスクール】東京研修旅行 企業訪問
令和6年10月22日(火)・23日(水)にDXハイスクール事業の取り組みの一環で「情報Ⅱ」を選択している2年生が研修旅行にでかけました。
22日(火)に株式会社日本HPと日本マイクロソフト株式会社に訪問,23日(水)に幕張メッセで行われたJapan IT Weekに訪問しました。
先進的なDX関連の製品・サービスの見学と研究,普段学習している「情報Ⅱ」の内容をより充実させる目的で本研修旅行を実施しました。
日本HP 訪問
日本HPでは,HPの歴史や企業文化についてご説明いただき,その後社内を見学しました。利用者を意識した製品開発や環境への配慮など単に製品を売るのではない姿勢に気づくことができました。
生徒たちはIT企業の多様な側面と,技術革新を支える人間の創造性の重要性を感じることができました。
日本マイクロソフト 訪問
日本マイクロソフトは,かつての「Windows・Office」提供会社から,現在では「AIの会社」へと進化を遂げてとの説明を受けました。Copilotを通じて生成AIを積極的に活用しTeams,PowerPointでの下書き作成など、幅広い場面でAI技術を展開していることを知りました。単に操作を覚えるのではなく,どう活用していく必要があるか考えるきっかけとなりました。
AIが今後発展しても,人間にしかできないコミュニケーションやクリエイティブな仕事の重要性も教えていただき,技術と人間の協働を目指す必要があることを知ることができました。
Japan IT Week 訪問
23日(水)は幕張メッセで行われた日本最大級の展示会であるJapan IT Weekを訪問しました。多くの企業が出展している様子をみて大変驚いていました。
生活の中で様々なテクノロジーが活用されていることを知ることができました。
多くの展示を見学しましたが,高校生はあまり声をかけてもらえず,資料をいただくこともできない厳しい現状を知ることができました。生徒は,自ら積極的にコミュニケーションをとり,自分から前にでていく必要性を感じることができました。
学校では2日間の研修内容をまとめ発表活動をおこないました。またその内容は,訪問企業の方々にもご覧いただきました。
本研修において日本HP・日本マイクロソフトの皆さまをはじめ,多くの方々に支えていただきました。ありがとうございました。
【DXハイスクール】事業概要
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