ホーム » 系列 » ふくし系列(介護福祉系列) » ウイングいちご商品開発プロジェクト

ウイングいちご商品開発プロジェクト

【障がい者雇用とSDGsに挑む未来の一歩】

中電ウイング株式会社が手掛ける「ウイングいちご」を使ったアイスクリームを開発するプロジェクトが、西陵高校生とのコラボで始動しました。いちごの廃棄削減を目指し、食品ロスを減らすことや、SDGs(持続可能な開発目標)への貢献を目指すこの取り組みは、単なる商品開発に留まらず、障がい者雇用にもつながる大切なプロジェクトです。

アイスクリーム製造には、地域に根ざした有限会社ぷらんぼんが協力し、商品のカップデザインは、障がいのある方々が手掛けています。

中電ウイング担当の方からは、いちご事業の背景や地域とのつながり、農業と福祉を結びつける意義を熱心に語られ、参加した生徒たちにとっては、プロジェクトの重要性を実感する貴重な機会となりました。「このプロジェクトで社会に貢献できる」と生徒たちの意識も大きく変わったようです。

また、アイスクリーム業界をリサーチした生徒たちは、実際に商品を食べ比べたりしながら、さまざまなアイデアを練り上げていきました。アイデアを出し合いコンセプトを深掘りする過程で、プロジェクトに対する理解がより深まりました。

最終的には、企業の方々も驚くほど完成度の高いプレゼンが実現し、企業側からも「学生ならではの発想が素晴らしい」と大きな評価をいただきました。

生徒たちがアイデアを形にした商品は西陵祭で実際に販売。なんと30分で300個完売する大成功を収めました。生徒たちは「商品のストーリーやテーマの大切さ」に気付き、今後の取り組みへのモチベーションをさらに高めています。

これからも、このプロジェクトがどのように発展していくのか、目が離せません。地域や社会に貢献しながら、未来を作る若者たちの挑戦に期待が高まります。

Views

Category Posts

Archive

  • 1,323
  • 1,394,061